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ダイエット中は便秘になりやすい?食事・運動・生活習慣の整え方

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ダイエット中は便秘になりやすい?食事・運動・生活習慣の整え方

「ダイエット中、なんだかお腹が張る・・・」
「体重は増えていないはずなのに、お腹がぽっこりしている気がする」

そんな不調には、便秘が関係している可能性もあります。

便秘は「お通じの問題」だけではなく、腸内環境や代謝、生活リズムとも深く関わっており、食事量の変化や生活習慣の乱れなどが重なることで起こりやすくなることがあります。
また、便秘のときは腸内に便やガスがとどまりやすくなるため、お腹の張りや膨満感を覚え、体重が増えたように感じますが、排便量は一般的に1回あたり100〜200g程度とされており、大きく増えているわけではないといわれています。

このように、ダイエット中の体調や感じ方の変化には、腸の状態が関わっていることもあります。 ダイエットを考えるうえで、腸内環境を見直すこともひとつの視点といえるでしょう。
この記事では、便秘とダイエットの関係を整理しながら、食事・運動・生活習慣の3つの視点で取り入れやすい整え方を解説します。

排便回数や便の状態の目安をあわせて確認したい方は、こちらをご覧ください。

1. 便秘とダイエットの深い関係

ダイエット中に便秘を感じやすくなる背景には、次のような理由が考えられます。

  • 食事量が減り、便のかさが不足しやすい
  • 炭水化物や脂質を控えすぎて、腸の動きを促す働きが弱まる
  • 水分摂取量が不足しやすい
  • 生活リズムの乱れやストレス

腸は、食事内容や生活リズムの影響を受けやすい器官です。
そのため、食事量を減らす、水分摂取が少なくなるといったダイエット中の行動が、便秘につながることがあります。

2. ダイエット中こそ見直したいポイント

食事・運動・生活習慣を少し見直すだけでも、腸内環境が整いやすくなり、結果としてダイエットも無理なく進めやすくなります。

「減らす」より「整える」を意識

便秘対策として「食物繊維を食べることがよい」ということはよく知られていますが、急に増やしすぎると、お腹の張りや不快感につながることもあります。

食物繊維には、水溶性と不溶性の2種類があります。

  • 水溶性食物繊維:海藻類、果物、もち麦など
  • 不溶性食物繊維:野菜、豆類、きのこ類など

現代の食生活では、水溶性食物繊維が不足しやすい傾向があるといわれています。
どちらかに偏らず、主食・主菜・副菜を通してバランスよく摂ることがポイントです。お腹の調子を見ながら少しずつ取り入れることで、自分に合った食生活が見えてきます。

水分不足に注意

食事量を減らしていると、意識しないうちに水分摂取量も少なくなりがちです。
ダイエット中は、「むくみが気になる」と感じて水分を控えてしまうこともありますが、水分が不足すると便が硬くなり、排便しにくくなることがあります。
便秘を感じたときは、体調を見ながら、こまめな水分補給を意識してみましょう。
一度にたくさん飲むと、体に吸収される前に尿として排出されやすくなりますので、水分は、こまめに分けて摂るのがポイントです。

「腸を動かす」運動をとりいれる

ダイエットというと、ランニングや筋トレなど消費カロリーに注目しがちですが、ウォーキングや腹部ストレッチ、腹式呼吸、ヨガなど、日常生活で取り入れやすい運動でも腸のリズムを整えることが期待できます。
ポイントは、「お腹まわりをやさしく動かす」こと。
朝や食後など、生活の流れに組み込むことで習慣化しやすくなります。
時間がない日でも、腰を軽くねじったり、背中を伸ばしたりするだけでも、お腹まわりの血流がよくなり、便秘解消につながるといわれています。

お腹まわりの不快感をやわらげたいときは、やさしく取り入れやすいマッサージもよいでしょう。

睡眠とストレスにも目を向ける

腸の働きは自律神経と深く関わっており、睡眠不足やストレスが続くと、お通じのリズムが乱れやすいとされています。
特にダイエット中は、食事や運動に意識が向きやすい一方で、意識しないうちに心身に負担がかかりがちです。こうした状態が続くと、自律神経のバランスが崩れ、腸の動きにも影響がでることがあります。

  • 就寝、起床時間をなるべく一定にする
  • 食事や排便のタイミングを意識する

といった基本的な生活リズムを整えることが大切です。
「運動や食事制限だけでなく、生活リズムもダイエットの一部」と考えてみましょう。

ダイエット中に吹き出物や肌あれが気になるときは、便秘と肌の関係を解説した記事もチェックしてみてください。

3. ダイエット中に便秘が気になるときは

生活習慣を見直しても便秘が気になる場合、市販の便秘薬を活用することも一つの選択肢です。
市販の便秘薬には、

  • 腸の動きをサポートするタイプ
  • 便を出やすい状態に整えることを目的としたタイプ

などがあり、便秘の状態や体調に合わせて選ぶことが大切です。

便を出やすい状態に整えることを目的とした、酸化マグネシウムを主成分とする非刺激性の便秘薬は、腸を直接刺激せず、便をやわらかくすることで排便をサポートするお薬として、便秘の治療に用いられています。
そのため、便秘薬の使用が初めての方でも、選択肢の一つとして検討しやすいといえるでしょう。
便秘が長く続く場合は、自己判断だけで抱え込まず、医師や薬剤師、登録販売者に相談することが大切です。

4. まとめ

ダイエットと便秘の関係は、徐々に知られるようになってきました。
一方で、体重管理を意識した食事制限や生活習慣の変化によって、腸のリズムが乱れ、便秘を感じやすくなることがあります。

食事のバランス、水分摂取、適度な運動、睡眠や生活リズムといった日常の積み重ねを、腸内環境とあわせて整えていくことが大切です。

腸の状態を意識することは、体調管理だけでなく、無理のないダイエットを続けるための土台づくりにもつながります。
毎日の小さな習慣を見直しながら、自分の体のリズムに合わせた生活を心がけていきましょう。

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