授乳中に酸化マグネシウムの便秘薬は使える?赤ちゃんへの影響が気になるときのQ&A
授乳中につらい便秘が続いても、母乳や赤ちゃんへの影響を考えると、市販の便秘薬を使ってよいのか迷うことがあります。
酸化マグネシウムは、便に水分を含ませてやわらかくする非刺激性便秘薬に使われ、授乳中でも使いやすい成分のひとつとされています。
この記事では、授乳中の便秘に酸化マグネシウムの便秘薬を使えるのか、母乳や赤ちゃんへの影響、服用前に知っておきたいポイントをQ&A形式で解説します。
目次
1. 酸化マグネシウムの便秘薬は授乳中に使える?
酸化マグネシウムは、便に水分を含ませてやわらかくするタイプの便秘薬です。
腸を強く刺激するのではなく、便の水分量を増やすことで、排便を促します。
主に腸の中で働き、通常は体内に吸収されにくいとされています。
そのため、授乳中に服用した場合でも、母乳を通じた赤ちゃんへの影響は少ないと考えられています。
ただし、効き方には個人差があります。
使用する際は、製品ごとの用法・用量を確認し、気になることがある場合は医師や薬剤師、登録販売者に相談しましょう。
おなかへの刺激が少なく、クセになりにくい便秘薬については、製品情報ページもあわせてご確認ください。
2. 授乳中に便秘になりやすい理由
授乳中に便秘になりやすい理由のひとつが、水分不足です。授乳中は母乳をつくるために多くの水分が必要になります。
母乳の約87%は水分とされており、授乳によって体内の水分が使われるため、水分をとっているつもりでも、授乳回数や生活リズムによっては不足しやすくなります。
また、赤ちゃんのお世話で生活リズムが変わると、水分や食事を十分にとれなかったり、便意があってもすぐにトイレへ行けなかったりすることがあります。水分が不足すると便が硬くなりやすく、食事量が少ないと便の量も減るため、排便しにくくなることがあります。
そのほか、睡眠不足や運動量の変化、妊娠中から分娩前後にかけてのホルモン変化の影響、骨盤周辺の筋肉の緩みなども、便秘に影響する要因として考えられます。また、会陰部の傷や排便時の痛みへの不安から、便意を我慢してしまうこともあります。
このように、授乳中は水分や食事の不足に加え、出産後の体の変化や、睡眠、運動、排便のタイミングなどの変化が重なることで、便秘になりやすいと考えられます。
3. 服用前に確認したい注意点
便秘薬を服用する際は、製品ごとの用法・用量を守ることが大切です。
酸化マグネシウムは、腸を刺激して排便を促すタイプではなく、便に水分を含ませてやわらかくすることで、お通じを促すタイプの便秘薬です。
そのため、すぐに便が出ない場合でも自己判断で量を増やさず、製品ごとの用法・用量を守って使いましょう。
服用後に下痢や便秘が続く、赤ちゃんに軟便や下痢など普段と違った様子があるなど、気になることがある場合は医師や薬剤師に相談をしましょう。
また、腎臓の病気がある方、ほかの薬を服用している方、体調に不安がある方は、必ず使用前に医師や薬剤師、登録販売者に相談してください。
4. 授乳中に市販の便秘薬を使う時のQ&A
Q1|授乳中に授乳中に酸化マグネシウムの便秘薬を飲んでもよいですか?
酸化マグネシウムは、通常は体内にほとんど吸収されにくく、授乳中でも使いやすい便秘薬とされています。
使うときは、製品ごとの用法・用量を守り、持病がある場合やほかの薬を服用している場合は、授乳中であることを伝えたうえで、医師や薬剤師、登録販売者に相談しましょう。
Q2|母乳への影響はありますか?
酸化マグネシウムは、主に腸の中で働くタイプの便秘薬です。
体内に吸収される量はごくわずかといわれており、母乳を通じた赤ちゃんへの影響は少ないと考えられています。 服用中に、赤ちゃんに軟便や下痢など、普段と違う様子がみられる場合は、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
Q3|毎日飲んでも大丈夫ですか?
市販の酸化マグネシウムの便秘薬を服用する際には、製品ごとの用法・用量を守って使うことが大切です。便秘が長く続くからといって、自己判断で量を増やしたり、長く使い続けたりするのは避けましょう。
1週間ほど服用しても便秘が続く場合や、薬を使わないと出にくい状態が続く場合は、授乳中であることを伝えたうえで、医師や薬剤師、登録販売者に相談しましょう。
Q4.|服用前に相談した方がよいのはどんなときですか?
腎臓の病気がある方、ほかの薬を服用している方、持病がある方は、使用前に医師や薬剤師、登録販売者に相談しましょう。
また、便秘の症状に加えて、強い腹痛や吐き気を伴う場合、便に血が混じる場合、服用しても便秘が長く続く場合は便秘薬だけで対処しようとせず医療機関に相談してください。
5. まとめ|授乳中の便秘薬は、特徴を知って選びましょう
酸化マグネシウムは、便に水分を含ませてやわらかくするタイプの便秘薬の成分です。
通常は体内に吸収されにくく、授乳中でも使いやすいとされています。
薬の成分や使い方、赤ちゃんの月齢や体調などを踏まえて確認してもらうため、医師や薬剤師、登録販売者に相談するときは、授乳中であることを伝えましょう。
服用する場合は、用法・用量を守ることも大切です。 授乳中は思うように生活を整えにくい時期だからこそ、自分の体もいたわりながら、無理なく続けられる便秘対策を見つけていきましょう。
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