time

便秘になると太る?ぽっこりお腹の原因と体重が増えたように感じる理由

美容・健康
# お腹の張り# ガス# ダイエット
便秘になると太る?ぽっこりお腹の原因と体重が増えたように感じる理由

「最近、お腹だけぽっこりしてきた気がする」
「便秘が続いているけれど、もしかして太った?」

体重が少し増えていたり、いつもの服がきつく感じられたりすると、便秘が原因なのか、体脂肪が増えたのか気になるものです。

「便秘になると太る」「代謝が落ちて太りやすくなる」と説明されることもありますが、便秘そのものが原因で体脂肪が増えることを示す明確な根拠はありません。

一方、便秘が続くと、便が腸の中にたまることで、一時的に体重が増えたり、便やガスによってお腹がぽっこりと出たように見えたりすることがあります。

この記事では、便秘で体重が増えたように感じる理由や、ぽっこりお腹になる原因、体脂肪による変化との違い、毎日の生活でできる対策を紹介します。

1. 便秘になると太る?体重が増えたように感じる理由

便秘が続いて体重計の数字が増えても、必ずしも体脂肪が増えたとは限りません。 数日間お通じがない場合、その間の便が腸の中に残っています。
その分が、一時的に体重計の数字に影響することがあります。
便秘による体重の変化と、体脂肪が増えることによる体重の変化は、分けて考えることが大切です。

便の重さってどれくらい?
日本人を対象とした研究では、健康な若い女性の1日あたりの便の重さは、97~128gと報告されています。便の量は人によって異なり、海外の研究でも地域ごとの数値に1日72~470gと大きな差がみられました。 便の量は、食べるものや食物繊維の摂取量などによって変わります。

そのため、「3日間便秘だから○g増えている」と単純には計算できませんが、便にも重さがあることを考えると、便秘のときに体重計の数字がいつもより増えることがあるのも不思議ではありません。
参考 PubMed PMID : 10860384 / 1333426

2. 便秘でぽっこりお腹になるのはなぜ?

便秘では、体重の数字だけでなく「お腹だけがぽっこりして見える」と感じることもあります。
このような見た目の変化には、主に腸に残っている便やガスが関係していると考えられます。

腸に便がたまっている

便秘になると、便が腸の中に長くとどまりやすくなります。
大腸に長くとどまった便は水分が吸収されて硬くなり、さらに排出しにくくなることがあります。

「便意はあるのにすっきり出ない」「排便しても残っている感じがする」といったときには、下腹部の張りや重さを感じたり、ぽっこりお腹に見えることがあります。

ガスがたまり、お腹が張っている

便秘のときは、腸の中にガスがたまり、お腹が張ることがあります。
ガスによる張りがあると、お腹全体がふくらんだように見えたり、食後や夕方にウエストまわりがきつく感じられたりすることがあります。

一日の中でお腹の見え方が変わる場合は、ガスなどによる一時的なお腹の張りが影響している可能性があります。

便秘のときにお腹が張る理由やガスとの関係をくわしく紹介した記事はこちらです。

3. 便秘による変化?体脂肪による変化?見分けるポイント

「このぽっこりお腹は便秘?それとも太った?」「どっち?」
そのようなときは、変化のあらわれ方を確認すると目安になります。

排便後にお腹がすっきりする

便やガスが原因の場合は、排便後にお腹の張りや重さがやわらぎ、ウエストまわりがすっきりしたように感じることがあります。
腸に残っているガスや、その日の食事内容、水分量などによっても、お腹の見え方や体重は変わるためです。

ただし、排便後すぐに見た目や体重が元に戻るとは限りません。
排便前後の変化だけで判断せず、数日間の状態をあわせて確認しましょう。

朝と夕方でお腹の出かたが変わる

朝は気にならないのに、ランチのあとや夕方になるとお腹が張る場合は、食事による腸の内容物やガスなどが影響している可能性があります。
体脂肪が一日のうちに大きく増減するわけではないため、一日の中で変化するぽっこり感が変わる場合には、便秘によるお腹の張りが関係している可能性があります。

体重の変化が続いているかを確認する

便秘による体重の変化は一時的なことが多い一方、数週間から数か月にわたって体重が増え続けている場合は、食事量や活動量など生活習慣の影響も考えられます。 体重は毎日同じ条件で測定し、短期間の数字だけでなく、長期的な変化を見ることが大切です。

ダイエット中に便秘になりやすい理由や、食事を減らすときに気をつけたいポイントについてはこちらの記事で紹介しています。

4. 便秘によるぽっこりお腹が気になるときの対策

便秘によるぽっこりお腹は、腸の中にたまった便やガスが関係していることがあります。
そのため、便秘をケアし、便やガスをためにくくすることが、ぽっこりお腹の対策につながります。まずは、毎日の生活の中でできることから見直してみましょう。

  • 朝起きたらコップ1杯の水を飲む
  • 朝食をとって腸を動かすきっかけをつくる
  • ツボ押しやマッサージなどを試してみる
  • ウォーキングやストレッチなど軽い運動を取り入れる
  • 食物繊維や発酵食品を意識して取り入れる
  • 便意を感じたら我慢しない

こうした習慣を毎日の生活の中で続けることが、お通じのリズムを整えることにつながります。
どれか一つだけを頑張るよりも、できることをいくつか組み合わせて無理なく続けてみましょう。

今すぐ試せる生活習慣や日常の中で取り入れやすい工夫を紹介した記事もあわせてチェックしてみてください。

5. 便秘が続くときは、便秘薬も選択肢に

生活習慣を見直しても便秘が続き、お腹の張りやぽっこりお腹が改善しない場合は、便秘薬を選択肢のひとつとして取り入れる方法もあります。

便秘薬には、腸を刺激して排便を促すタイプや、便に水分を含ませてやわらかくするタイプなどがあります。それぞれ特徴が異なるため、お腹の張りや便の硬さ、排便の頻度など、自分の症状に合ったものを選ぶことが大切です。
また、服用する際は、用法・用量を守り、不安なことや気になることがある場合は、医師、薬剤師または登録販売者に相談しましょう。

便秘によるお腹の張りが気になるときの便秘薬については、製品情報ページをご覧ください。

6. まとめ|数字だけで判断せず、体調全体を振り返ろう

便秘になると、排出されていない便やガスの影響で、お腹が張ったり、一時的に体重が増えたりして「太った」と感じることがあります。
ただし、便秘そのものが体脂肪を増やすわけではありません。

一方で、お腹が張っていると、体が重く感じたり、動くのがおっくうになったりすることもありますよね。

体重の数字だけにとらわれず、お腹の張りやお通じの状態、生活習慣などもあわせて振り返ることが大切です。
生活習慣を整えても便秘やお腹の張りが続く場合は、便秘薬を取り入れることも方法のひとつです。
症状が長く続くときは医師や薬剤師、登録販売者などに相談しながら、自分に合った方法で無理なく改善を目指しましょう。

このコラムをシェアする

上部へ戻る