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酸化マグネシウムの便秘薬は子どもにも使える?使う前に知りたいQ&A

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酸化マグネシウムの便秘薬は子どもにも使える?使う前に知りたいQ&A

子どもの便秘が続くと、「何日出なかったら注意が必要?」「市販の便秘薬を使ってもいい?」「酸化マグネシウムの便秘薬は子どもにも使えるの?」と気になりますよね。

子どもの便秘には、食事や水分だけでなく、排便をするときの痛み、トイレを我慢する習慣、生活リズムの変化なども関係していることがあります。

酸化マグネシウムは、便秘薬に使われる成分のひとつです。
便に水分を含ませてやわらかくし、排便を助けます。

酸化マグネシウムを主成分とした便秘薬の中には、薬局やドラッグストアなどで購入できる市販薬があります。市販薬はOTC医薬品とも呼ばれ、医師の処方箋がなくても購入できる医薬品です。
子どもに使用できる年齢や服用量は製品によって異なります。

この記事では、子どもの便秘が起こる背景や家庭でできる対処法、酸化マグネシウムを主成分とした市販の便秘薬を使うときに知っておきたいポイントをQ&A方式で解説します。

1. 子どもの便秘、どんな様子を見てあげるといい?

子どもの便秘では、「何日出ていないか」だけでなく、便の硬さや排便時の様子も見てあげることが大切です。

たとえば、次のような様子があるときは、便秘のサインかもしれません。

  • 便が硬くてコロコロしている
  • 排便をするときに痛がる
  • トイレに行くのを嫌がる・我慢する
  • お腹が張っている
  • 便に血がつくことがある
  • 少量の便が何度も出る
  • 下着に少量の便がつくことがある
  • 排便が週に3回より少ない、または5日以上出ない日が続く
  • 便が出てもすっきりしない様子がある

子どもは、自分の便秘のつらさをうまく言葉にできないこともあります。
「お腹が痛い」「トイレに行きたくない」といった言葉や行動が、便秘に気づくきっかけになることもあります。

2. 子どもの便秘が起こる背景

痛い経験から、トイレを我慢してしまうことも

硬い便を出すときに痛い思いをすると、子どもは「また痛いかも」と感じて、排便を我慢してしまうことがあります。

便を我慢する時間が長くなると、腸の中で便の水分が吸収され、さらに硬くなりやすくなります。その結果、次の排便も痛くなり、また我慢してしまう流れにつながることがあります。

便がたまった状態が続くと、便意を感じにくくなったり、気づかないうちに少量の便が下着についたりすることもあります。
こうした変化も、便秘が続いているサインのひとつとして見ておくとよいでしょう。
便秘が続くときは、「出ていない日数」だけでなく、痛がっていないか、排便を避けていないか、下着の汚れが増えていないかも見てあげることが大切です。

便秘の種類や原因、便の見た目から状態を整理したい場合はこちらを参考にしてください。

園や学校のトイレを我慢してしまうことも

園や学校でトイレに行きにくいことも、便秘に関係することがあります。

トイレで失敗したことを気にしていたり、園や学校のトイレが落ち着かなかったりすると、便意があっても我慢してしまう子もいます。
年齢が上がるにつれて、「学校でトイレをするのが恥ずかしい」「友だちに知られたくない」と感じることもあります。

小学校入学前は、排便のリズムを少しずつ整えておきたい時期でもあります。
便秘が気になる場合は、早めに小児科や薬剤師、登録販売者に相談しましょう。

食事・水分・生活リズムも便の状態に関わる

食物繊維が少ない食事、水分不足、運動量の低下なども、便が硬くなるきっかけになることがあります。入学、引っ越し、きょうだいの誕生など、生活環境が変わるタイミングで便秘が気になり始めることもあります。


便の状態、排便時の痛み、トイレを我慢していないかなど、様々な要因を含めて見ていくことが大切です。

便秘につながりやすい食べ物と食事に足したい食品や工夫については、こちらで解説しています。

3. 家庭でできる子どもの便秘対処法

子どもの便秘が気になるときは、便の回数だけでなく、便の硬さや排便時の様子を見てあげましょう。

家庭では、朝食後など便意が起こりやすいタイミングで、トイレに座る時間をつくるのもひとつの方法です。無理をせず、短い時間から習慣にしていくとよいでしょう。
食事では、野菜、果物、海藻、豆類など食物繊維を含む食品を取り入れ、水分もこまめにとるよう意識します。体を動かすことも、便通を整えるきっかけになります。

それでも、痛がる、トイレを嫌がる、便秘を繰り返すといった場合は、家庭での対処だけで様子を見ず、小児科や薬剤師、登録販売者に相談しましょう。

4. 市販の便秘薬は子どもにも使える?気になるQ&A

Q1| 酸化マグネシウムの便秘薬は子どもにも使えますか?

酸化マグネシウムを主成分とした市販の便秘薬の中には、子どもに使用できる製品があります。
ただし、使用できる年齢や1回量は製品によって異なります。子どもに使う場合は、必ずパッケージや説明書(添付文書)で対象年齢、用法・用量、使用上の注意を確認しましょう。
5歳未満の子ども、便秘が長く続いている子ども、腹痛や吐き気を伴う子どもには、自己判断で使用せず、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

Q2|何歳から使えますか?

使用できる年齢は、製品によって異なります。

酸化マグネシウムを主成分とした市販の便秘薬の中には、5歳以上から使用できるものがあります。年齢によって服用量が変わるため、必ず説明書(添付文書)を確認しましょう。

Q3|酸化マグネシウムはどのように便秘に効きますか?

酸化マグネシウムを主成分とした便秘薬は、腸内に水分を集め、便をやわらかくして排便を助けるタイプの便秘薬です。

便が硬くて出しにくい、排便時に痛がるといった便秘では、便をやわらかくすることが大切です。 ただし、ひどい腹痛がある、便秘を何度も繰り返す、長く続いている場合は、便秘薬だけで様子を見ず、医師、薬剤師または登録販売者に相談しましょう。

Q4|服用するときに気をつけることはありますか?

市販の便秘薬を使う場合は、説明書(添付文書)に書かれた服用のタイミング、1回量、服用回数を守りましょう。
酸化マグネシウムを主成分とした便秘薬は、十分な量の水(コップ1杯 180 ml程度)と一緒に服用することも大切です。

「早く出してあげたい」と自己判断で量を増やしたり、他の便秘薬と一緒に使ったりするのは避けてください。保護者が便の状態を確認したり、子どもに聞き取ったりしながら、腹痛の有無を見ながら使用しましょう。

Q5|飲んでからどのくらいで効きますか?

効き方には個人差があります。

酸化マグネシウムを主成分とした便秘薬は、便をやわらかくして排便を助けるお薬です。すぐに強く便意を起こすタイプとは作用の仕組みが異なります。

決められた用法・用量を守り、服用後の様子を見ながら使用しましょう。

Q6|酸化マグネシウムの便秘薬はクセになりますか?

酸化マグネシウムを主成分とした便秘薬は、腸を直接刺激するタイプとは作用の仕組みが異なります。
そのため、刺激性の便秘薬のように「クセになるのでは」と過度に心配する必要はありません。

ただし、便秘の原因を見ないまま、自己判断で長く使い続けるのは避けましょう。

便秘薬を使っても便秘を繰り返す、薬をやめるとすぐ便秘になる、排便時に痛がるといった場合は、医師や薬剤師に相談してください。

Q7|便秘薬をのむ前に相談した方がいい場合はありますか?

次のような場合は、服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談しましょう。

  • 医師の治療を受けている
  • 腎臓病の診断を受けている
  • 強い腹痛がある
  • 吐き気や嘔吐がある
  • 便秘が長く続いている
  • 5歳未満の乳幼児の便秘で判断に迷う
  • 他の薬を服用している

子どもは症状をうまく説明できないことがあります。
保護者から見て「いつもと違う」と感じる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

Q8|便秘薬は何日くらい続けて使ってもいいですか?

市販の便秘薬を使う場合は、説明書(添付文書)に書かれた使用期間の目安を確認しましょう。

しばらく使っても症状がよくならない場合や、薬をやめるとすぐ便秘を繰り返す場合は、服用を続ける前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
便秘薬で出すことだけでなく、便秘が続きにくい生活リズムを整えることも大切です。

Q9|どんなときは受診した方がいいですか?

次のような様子がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

  • 強い腹痛がある
  • 吐き気や嘔吐がある
  • お腹の張りが強い
  • 血便がある、出血を繰り返す
  • ぐったりしている
  • 便秘が長く続いている
  • 便秘を何度も繰り返す
  • 市販薬を使っても改善しない
  • 頻繁に便が下着についている

休日や夜間に受診するか迷う場合は、自治体の子ども医療電話相談や救急相談窓口を利用できることがあります。お住まいの地域の案内を確認しておくと安心です。

Q10|家庭ではどんなことを意識するといいですか?

便の回数だけでなく、便の硬さ、排便時の痛み、トイレを我慢していないかを見てあげましょう。
朝食後にトイレへ座る時間をつくる、便意を我慢しすぎないよう声をかける、園や学校でトイレに行きにくい様子がないか聞いてみることも大切です。
便が硬い、痛がる、トイレを嫌がるといった様子がある場合は、早めに医師や薬剤師、登録販売者に相談し、便を出しやすい状態に整えていきましょう。

5歳以上から使用できる酸化マグネシウムを主成分とする市販の便秘薬について、用法・用量、使用上の注意などを確認したい方は、製品情報ページをご確認ください。

5. まとめ|子どもの便秘は、便の状態と使う薬の確認をセットで

子どもの便秘では、「何日出ていないか」だけでなく、便の硬さや排便時の痛み、トイレを我慢していないかなどもあわせて見ていく必要があります。

硬い便で痛い思いをすると、子どもは排便を避けてしまい、さらに便秘が続くことがあります。園や学校のトイレ環境、生活リズムの変化、食事や水分のとり方なども、便の状態に関わります。

酸化マグネシウムを主成分とした市販の便秘薬を使う場合は、子どもの年齢に合ったものを選び、説明書(添付文書)で用法・用量を確認してから使用してください。

便秘が続くときは、「そのうち出るかも」と様子を見るだけでなく、早めに対処することも大切です。
食事や生活習慣を見直しながら、必要に応じて小児科や薬剤師、登録販売者に相談し、子どもに合った方法で無理なくサポートしていきましょう。

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